「なんか違う…」じゃなくて、
「これこれ!」って思える紅茶、
ありますか?
気分やシーンにぴったりな一杯を選べたら、
紅茶タイムがもっと満たされる時間に
なるはず。
おいしいと思える紅茶を、
自分できちんと選べるようになると、
日常の中にちょっとした安心感が
増えていきますよ🍃
こんにちは〜!
紅茶愛飲歴20年、通算20,000杯飲んでいる紅茶大好きママ「るめ」です♪
おいしい瞬間って、人生の彩り✨️ですよね。
紅茶のおいしさを知って、
「私だけのおいしい一杯」
を見つけましょ〜う!!
これからの日常が、
ますます楽しくなりますよ😊
紅茶の味の違いってなに?「おいしい」と感じるポイント
あなたが 「おいしい!」と感じるのは、
どんな時でしょうか?
お腹が空いているときー
大切な人と一緒にー
口にするときのシチュエーションによって
感じることも、素敵な「おいしい」ですね😁
今回は
食べ物が持つ要素で決まる「おいしい」
についてお話しますね✨️
「私のおいしい一杯」を
見つけるためのヒントとして、
まずは「おいしい」について
知っていきましょう✨️
「おいしい」は
- 香り
- 味
(渋みや酸味、塩味、苦み、旨味) - 辛味や渋みの刺激
これらの味や香りのバランスによって
「おいしい」と感じています😊
紅茶の味の違いも同じように、
味や刺激、香りによって決まります。
紅茶の味をつくる4つの要素
紅茶の味は、色や香り、コク、渋みの
4つが絡み合って作られています。

見て、嗅いで、味わって
「紅茶の味」が決まるんですね😊
色
きれいな琥珀色は、
見て癒やされる重要な要素✨️
紅茶の色は種類によってさまざまです。
- 淡い黄色
- 赤が強い琥珀色
- 濃い茶色
余談ですが、カップの色は白がオススメ✨️
なぜなら、紅茶の色が見やすいからです😁
香り
カップに注ぐと紅茶の香りが漂い始めます。
紅茶を口にする前に感じる香りも、
味として認識しています。
⬇️紅茶の香りは茶葉によってさまざま⬇️
- 甘い香り
- 花のような香り
- 果物のような爽やかな香り
- 薬のような香り
- スモーキーな香り
- 強い香り
紅茶を口にした時の香りとその余韻は、
全身の力が抜けていくような
心地よさを感じます😊
コク
コクとは、味や香りに
奥行きや広がり、
まろやかさ、濃厚さ
を感じることを指します。
余韻や深みという表現も
合うかもしれませんね😊
渋み
渋みは、紅茶を口にしたときに舌がキュッとする、あの感覚。
ネガティブに捉えられがちですが、
実は
紅茶の味わいを整える“影の立役者”
なんです✨️
ほどよい渋みがあることで、
甘みや香りが引き立ち、
味のバランスが整います。
「私の好み」を見つけるヒント
有名な紅茶や人気のある紅茶まで、
様々な種類がありますよね。
ですが、人気があるからといって、
おいしいとは限りません。
それは・・・
感じ方って人それぞれだから😁
「そらそうやろ〜!!」って思いました?😂
でもね、「有名だから」「人気だから」って
何気なく飲んでいるだけ
だったりしていませんか?
この機会に、
「私のおいしい」を意識してみてください✨️
「最後に感じる渋みがちょっと嫌」
「もうちょっとコクがほしいな〜」
些細なことでも、何か感じているはず👀
あなたのお好みは、
どのような紅茶でしょうか?
- まろやかな紅茶?
- しっかりコクを感じたい?
- サラッと飲みたい?
そこに
「私のおいしい一杯」のヒントがあります😊
紅茶の種類と味わい 〜産地別の個性を知る〜
「私のおいしい一杯」を
見つけるためのヒントは、
紅茶が持つ個性を知ること。
紅茶には、
産地ごとに異なる香りや味わいの個性
があります。
ここでは、
世界三大紅茶を中心に、
よく流通している茶葉の特徴を
ご紹介します。
それぞれの茶葉の味の特徴を知り、
お気に入りを見つけましょう!
ダージリン 〜上品で芯のある一杯〜
インドのダージリン地区で作られたものを
ダージリンといいます。
水色は赤みの薄い、淡いきれいな琥珀色。
マスカットのように、
みずみずしくフルーティな香りが特徴です。
キリッとする後味は、
メリハリを感じる一杯です。
👇️オススメの飲み方👇️
- ストレート
- レモンも◎
淡い色合いとはウラハラに、
芯のある味わいは気品を感じます✨️
ウバ 〜親友のような一杯〜
スリランカのウバ地区で作られたものを
ウバといいます。
水色は、赤みがかった明るい色。
マイルドでコクがあり、
飲みやすく親しみやすい一杯です。
👇️オススメの飲み方👇️
- ミルクティ
ウバは渋みや香りにクセがないので、
多くの人に好まれている紅茶です😊
ウバはセイロンティーの一種
「ウバ」と表記された紅茶を、
紅茶専門店以外であまり見かけないのでは
ないでしょうか?
かたや市販されている紅茶でよく見かけるのが「セイロンティー」
スリランカ産の紅茶を総称して
「セイロンティー」と言います。
生産された地区によって
ウバ、ディンブラ、ヌワラエリヤなどに
分類されます。
セイロンティーはスリランカの各地区の茶葉をブレンドしているものです。
キーマン(祁門)~姫のような一杯~
中国の祁門(キーマン)地区で作られたものを祁門(キーマン)と言います。
水色は、澄んだ黄色がかったオレンジ色。
蘭の花のような甘い香りと
スモーキーな味わいが特徴で、
渋みはあまり感じません。
👇️オススメの飲み方👇️
- ストレート
- アイスティ
奥ゆかしく華やかな香りは、
歴史ある中国で育まれたお姫様のような
イメージです😊
アッサム 〜頼れるお兄さんのような一杯〜
インドのアッサム地区でつくられたものを
アッサムといいます。
水色は、赤みの強い鮮やかな色。
香りしっかりめで力強く芳醇。
しっかりとしたコクで濃厚な味わいが
特徴です。
👇️オススメの飲み方👇️
- ミルクティ
ミルクに負けない濃厚な味わいは、
お兄さんのような頼もしい印象の一杯です😁
「フレーバーティー」という選択肢
紅茶の茶葉に香りのアレンジを加えた
「フレーバーティー」
果物やお花、ハーブなど、さまざまな香りを楽しむことができます。

「香りに特化した紅茶」という印象ですね😊
アロマのように香りを楽しみたいという方にオススメです✨️
種類いろいろ 〜紅茶のドレスアップ〜
フレーバーティの種類は数多くあります。
- 抽出した香りを茶葉につけたもの
(フルーツ、お花) - ブレンドしたもの
(ドライフルーツ、スパイス、ハーブ)
アールグレイはフレーバーティーの一種
アールグレイはフレーバーティーの一種で、
柑橘系の果物であるベルガモットの香り付けをした紅茶。
爽やかな香りが印象的な一杯です✨️
紅茶をもっと楽しむ3つの選び方
「おいしい一杯」は同じ「私」であっても、
気分やシーンによって変わります。
どんな時にどんな紅茶を選ぶのか、
これも「私のおいしい一杯」✨️
ここでは、紅茶を楽しむ3つの選び方
についてご紹介します😁
気分で選ぶ
味の感じ方は、
その時の気分や体調によっても変わります。
「これ食べたら元気が出た!」とか
「癒やされた〜」
っていうこと、経験ありませんか?
気分によって紅茶を選ぶと、
おまじないのようで楽しいですよ😊
「今日はどれにしようかな〜」もよし、
「悲しい気分のときはこれ!」と
決めておくのもよし、
日常に楽しみや安心感を与えてくれます。
ぜひ、試してみてくださいね✨️
緊張しているときは、ダージリン
「今日は大事な会議で発言しなくちゃいけない💦」
「緊張してネガティブな思考になってきた」
そんな時は
ダージリン✨️
ダージリンのみずみずしい香りは
気持ちをリラックスさせ、
キリッとした後味は
ほどよい緊張感を残して
前向きな気分にしてくれます😊
友達と打ち解けたいときは、ウバ
友人と会話を楽しみたい時は
ウバ✨️
まろやかで親しみやすく、
安心感のある味わいで
気持ちがほぐれます。
リラックスした状態で、
友達との会話も自然と盛り上がります😊
スィーツとの相性で選ぶ
食べ物との組み合わせで、
紅茶がより一層おいしくなる相乗効果ー
マリアージュを楽しみましょう。

相性がバツグンだと、
めっちゃくちゃ気分上がりますよ〜😊✨️
フルーツ
いちごやぶどう、パイナップルなど
みずみずしいフルーツには
ダージリン
ダージリンの上品な香りが、
フルーツの香りとみずみずしさを
引き立てます✨️
チョコレート
カカオの風味と濃厚な甘さを感じる
チョコレートには
アッサム
アッサムとチョコレートの香りが
ほどよく調和して
カカオの香りが引き立ちます。
また、アッサムのコク深さがチョコレートの甘さや濃厚さをスッキリさせるので、
バランスが整います。
抹茶
抹茶の香りは個性がはっきりしているので、
邪魔をせずそっと寄り添うお相手を。
ウバ(セイロン)
マイルドで主張しすぎないウバは、
抹茶の味わいを邪魔することがありません😊
抹茶の香りや濃厚さを感じながら、さっぱり感を補ってくれます♪
飲み方で選ぶ
紅茶は、合わせるものによって
味の印象がガラッと変わります。
たとえば、ミルクを加えるとまろやかに、
レモンを添えると爽やかに──。

飲み方を工夫することで、
同じ茶葉でも
まったく違った表情を見せてくれるんです😊
だからこそ、
「どの紅茶が好きか?」ではなく
「どんなふうに楽しみたいか?」で
選ぶのもおすすめ。
ここでは、代表的な飲み方と、
それにぴったりな茶葉をご紹介します♪
ミルクティーに合う紅茶
ミルクを加えると、
紅茶はまろやかでコクのある味わいに
変化します。
でも、どんな紅茶でも
ミルクと相性が良いわけではありません。
ミルクに負けない、
しっかりとしたコクや濃厚さ
がある茶葉がぴったりなんです😊
飲みごたえが欲しいときや、
ほっとしたい冬の朝におすすめですよ〜♪
アッサム
濃厚で深いコク
色合いはキャラメル色の
重厚感のあるミルクティに仕上がります。
私は真冬の寒い時期に
アッサムミルクティーをよく飲みます。
たっぷりのミルクと砂糖を入れて飲むと
コクと甘みがカラダにしみわたって、
身もこころも温まります☺️
ウバ
ミルクに負けない濃厚さの一方で
スッキリとした味わいのバランス派。
後味がサラっとしているので、
夏のミルクティにオススメです。
アイスミルクティーにすると、
よりさっぱりとした一杯に✨️
レモンティーに合う紅茶
レモンの酸味が加わると、
紅茶は一気に爽やかで軽やかな味わいに。
暑い季節や気分をスッキリさせたいときに
ぴったりの飲み方です🍋✨
ただし、
レモンの風味を引き立ててくれる
香りの華やかさや繊細さを持つ茶葉を
選ぶのがポイント。
紅茶の味が重すぎたり渋みが強すぎると、
レモンとケンカしてしまうことがあります。
ダージリン
爽やかでフルーティなダージリンの香りは、レモンとの相性バッチリ。
暑い夏の日にアイスレモンティーにすれば、
ダージリンのフルーティな香りと
レモンの爽やかさが絶妙にマッチ。
まるで風が抜けるような
清々しさに包まれます🍋✨
暑さでバテ気味の日に、ぜひお試しを😊
まとめ|“私だけの一杯”を楽しもう
紅茶の「おいしい」は、
色・香り・コク・渋みのバランス
で決まります。
そして、産地や茶葉の種類によって
味わいもさまざま。
気分や好みに合わせて、
「今日はどれにしようかな?」
と選ぶ時間も楽しみのひとつ♪
スイーツとの組み合わせや、
ミルクやレモンなど飲み方を変えることで、
いつもの紅茶がもっと魅力的に感じられるかもしれません。
「正解」を探すよりも、
その時の私にぴったりな一杯を選ぶことが、
紅茶をもっと楽しむいちばんのコツです🍃
今日の気分に合う一杯、
試しに選んでみませんか?😊
参考にした資料やサイト
・書籍『TEA 紅茶』田中容子 著(協力:日本紅茶協会)
・紅茶のおいしさを決める三大要素|世界緑茶協会 O-CHANET
・美味しい紅茶って、どんな紅茶?|TeaClub
・「おいしさの表現」 食べ物の「コク」と「おいしさ」は違う|うま味インフォメーションセンター
・レモンティーにぴったりの茶葉とおいしい淹れ方|HankyuFOOD
・ミルクティーに合う紅茶とは?おすすめ茶葉とおいしい淹れ方|HankyuFOOD
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